不動産一括査定サイトの1つにRE-Guide(リガイド)というサイトがあります。
リガイドは2006年から不動産一括査定サイトサービスを提供していて、不動産一括査定サービスの中では歴史が長いサイトです。
こんな悩みを解決!
- リガイドを使ってみたいけど、実際のところどうなの?
- 他にも不動産一括査定サイトはあるけど、リガイドの特徴ってあるの?
- リガイドを使えば家を高く売ることはできるの?
結論から言うとリガイドは提携する不動産会社を厳しく審査しているので利用者の評判が良いのです。
この記事のまとめ
- リガイドは提携する不動産会社を厳選している
- 収益用不動産の査定にも強い
- 提携の不動産会社の数は他に比べると少ない
- 同時査定数は10社
この記事を読み終わった頃には、リガイドの特徴やサービス内容がわかるようになっています。
それではリガイドの詳細を確認していきましょう。
RE-Guide(リガイド)の特徴3選
リガイドは2006年から運営されているサイトで、不動産一括査定サイトの中では老舗になります。
旧称はSBI不動産一括査定です。
リガイドの特徴3選
- 元は不動産のプロが運営していたサイト
- 賃料査定をしている
リガイドの特徴1. 元は不動産のプロが運営していたサイト
運営会社 | 株式会社ウエイブダッシュ |
---|---|
資本金 | 1億5,205万円 |
設立 | 2014年9月 (合併前の(旧)株式会社ウェイブダッシュは1990年2月設立) |
所在地 | 東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング11F |
代表取締役社長 | 河野由紀 |
事業内容 | 1.インターネットによるEC・仲介サービスサイトの運営 2.インターネットによる比較・見積もりサービスサイトの運営 3.インターネットによる不動産・地域ポータルサイトの運営 4.上記に付随するその他のサービスの提供 |
リガイドは株式会社ウェイブダッシュにより運営されています。
ウェイブダッシュはリガイド以外にも、下記のようなサイトを運営しています。
サイト名 | サービス内容 |
---|---|
RE-Guide(リガイド) | 不動産投資、収益物件情報、不動産査定、賃料査定、リフォーム、不動産ローンなど住宅・不動産に関する情報サイト |
チケット流通センター | コンサート、演劇等のチケットの売買仲介サービス |
ムスビー | 中古ケータイ・スマホ売るなら!買うなら!国内No.1の白ロム専門フリマ |
ベスト@リフォーム | リフォーム会社へ一括で見積もり・カタログ請求 |
アズカリ | グッズの譲渡、スキル売買・副業などのお金のやり取りを匿名で行える |
生活ガイド | 生活ガイド.comはみんなでつくる地域・生活情報サイト |
株式会社ウェイブダッシュは、現在はインターネット事業を中心に行っていますが、元の会社は札幌で土地建物に関する事業を行っていた有限会社シープエンタープライズという会社です。
元々、土地建物に関する不動産会社で不動産に精通しているので、リガイドのサイト内にはプロが好むような収益物件の紹介サイトもあります。
リガイドでは一般ユーザーの戸建やマンション以外にも、プロの収益不動産の投資家の不動産を査定することもできます。
リガイドは元不動産会社が立ち上げたサイトなので、一般のユーザーからプロまで幅広く利用できる不動産一括査定サイトになってます。
リガイドの特徴2. 賃料査定をしている
先ほど述べたように、リガイドはプロも利用するサイトということだったので収益用不動産の賃料査定も行っています。
賃料査定の対象
- マンション、アパート
- 戸建
- 土地
- 事務所、店舗
様々な種類の居室の賃料査定を行っています。
住所や専有面積などの条件を入力して適正な家賃を査定するシステムです。
不動産投資家で収益用不動産を購入したのに空室がなかなか埋まらない・・
という方には、賃料査定を実施してみて、いくらが適正な賃料なのかを把握してみると良いです。
適正家賃で募集することによって早期に入居が決まる確率が上がります。
ただし、リガイドの賃料査定は都心部に限られるので注意が必要です。
RE-Guide(リガイド)利用者のリアル口コミ・評判
口コミ・評判の中にはわざと良い口コミを入力したり、反対に悪い口コミを入力したりすることがあります。
基本的には口コミ評判は悪いものが多くなります。
ユーザーは満足できたものをわざわざ口コミなどで投稿することは少ないです。
反対に満足できなかった時は、口コミなどで投稿することによって、満足感を得ようとする心理が働きます。
口コミ、評判の中でも信頼できそうなものを厳選してきましたので確認していきましょう。
良い口コミ・評判
イエイ、イエウール、リビンマッチなどの査定サイトを「登録業者数」で比べる向きが多いけど、あんまり関係なかった。エリアによって全然違っていて、大阪南部だと、マイナーな一括査定サイト(リガイド)が最強だったりした。また、登録業者は全サイトモロかぶりだった。以上、参考まで。
— 悪徳不動産業者A (@waruwaru_estate) May 27, 2021
不動産一括査定サイトによって得意なエリアが変わってきます。
売却しにくい地方のマンションでも複数査定が取れました
親族から相続したマンションを処分するために利用しました。地方のマンションだったため売却には苦労するだろうと憂鬱だったのですが、こちらのサービスを利用したおかげで5社から査定を取ることができました。
また見積り額とほぼ同額で売却することができ満足しています。
最大10社から同時に査定を取ることができますが、今回の経験を通し、あまり欲張りすぎると後の対応が大変になるということを学びました。
そして「口コミで評判の良い業者を優先する」や、「地域密着型の業者を優先」等、自分なりの判断基準を持って売却先を選ぶことが重要だと感じました (30代 女性 ★★★★☆)
地方での売却でも対応でき、見積額とほぼ同等の価格で売却できたということで不動産一括査定を上手に利用した結果ですね。
一括査定は便利でした
以前、都心に購入したマンションがあったのでそちらの査定を依頼しました。
どこの不動産屋に依頼したらいいかわからなかったのでリガイドで一括査定をお願いしました。
都内の物件だったので多くの業者から査定結果をもらえました。
査定が出てくるまでが予想より早かったので助かりました。査定結果の数が多く、悩むことにもなりましたが比較しやすかったのがよかったです。
こういった一括査定を頼むと営業電話がたくさんかかってくるという話を聞いていたのですが、それほどしつこい電話がくるようなことはありませんでした。 (40代 女性 ★★★☆☆)
こちらも不動産一括査定を上手に利用できた例ですね。
どこの不動産会社に頼めばよいのかわからない時は不動産一括査定を利用して、不動産会社を探すのが最も効率よいです。
不動産会社の対応も良かったということで不動産会社が厳選されている証拠かもしれません。
悪い口コミ・評判
営業の電話やダイレクトメールがしつこかったです。
最大10社査定に出せると言うのは確かにメリットですが、その分、電話対応やメールの返信がとにかく大変。
中には、電話対応の態度が悪い営業マンもいました。
また、物件タイプにもよるとおもいますが、私が査定を出した時はどの業者もほとんど金額が変わらず、たくさんの不動産会社に査定を出した意味があまりなかったです。 (30代 男性 ★★☆☆☆)
こちらの口コミは、よくある営業電話がしつこかったという内容です。
何も知らずに10社に査定依頼をすればびっくりしますし、対応にも疲れてしまうかもしれません。
ただし、同じように自力で10社に見積もり依頼をかけたら不動産会社を探す手間がかかるのでもっと大変な思いをします。
複数社に見積もり依頼をして高額で売却したければ不動産一括査定が断然オススメです。
リガイドの評判を探しましたが、比較的悪い評判が少なかったです。
リガイドはむやみに提携業者を増やさずに厳選して提携業者を増やしていることから、このような結果につながったと考えられます。
他の不動産一括査定との比較から強みと弱みを検証
代表的な不動産一括査定サイトと特徴を比較していきましょう。
他の有名不動産一括査定サイトと比べても遜色なくむしろ上回っている点がいくつかあります。
同時依頼会社数はダントツで一番多いです。
同時に多くの査定を取れるのは手間が省けて便利です。
サイト名 | 実績 | エリア | 提携会社数 | 同時依頼会社数 | 机上査定 |
---|---|---|---|---|---|
RE-Guide(リガイド) | 開始:2006年 実績:未公表 |
全国 | 900社以上 | 10社 | あり |
すまいValue | 開始:2015年 実績:年間12万件以上 |
都心部 | 6社以上 | 6社 | あり |
HOME4U | 開始:2001年 実績:累計45万件 |
全国 | 2,000社以上 | 6社 | あり |
イエウール | 開始:2013年 実績:累計1,000万人以上 |
全国 | 2,000社以上 | 6社 | なし |
リガイドの強み
まずは一括で査定できる会社数が10社ということが強みです。
一方で、提携会社数は大手6社で運営しているすまいValueを除いて最も少ないです。
リガイドは提携会社を独自の審査基準を設けて厳選しています。
前述した口コミ・評判でも悪い内容のものが見つかりにくかったのも、提携会社を厳選しているためです。
提携会社を無理に増やすと悪徳業者が入る可能性が高いので悪い口コミにつながることが多いです。
厳選した提携会社のみに査定を依頼するので安心して利用できるのがリガイドの特徴です。
リガイドの弱み
反対に提携会社を厳選しているため、対応エリアが限定される可能性があることが弱みです。
提携会社数を増やせばカバーできるエリアは増えますが、リガイドは無理に増やすことはしていないので、弱みにもつながります。
RE-Guide(リガイド)がオススメの人は収益物件を持ってる人
リガイドがオススメな人は、収益物件・投資用物件を保有している人です。
リガイドは元々不動産会社でプロの不動産屋さんなので収益物件や投資用物件にも精通しています。
自社サイト内にも収益物件を検索するコンテンツも保有しているため、収益物件・投資用物件を保有している人にはピッタリの不動産一括査定サイトです。
もし、通常の物件を所有している方は、他の不動産一括査定サイトを複数を利用することをオススメします。
次の章ではどのように複数の不動産一括査定サイトを利用するのかを詳しく解説していきます。
不動産一括査定を使って信頼できる不動産会社を探す
自宅を高く早く売却するのであれば、複数の不動産一括査定サイトを利用することをオススメします。
査定依頼した不動産会社のうち、何社かは「似たような意見」を言い、査定額も似たような感じになると思います。
その「似たような意見」こそが、世間一般の常識と解されます。 常識を探るためには、必ず複数の不動産会社から査定を取ることが必要となります。
自宅を売る際は、まずは不動産一括査定サイトを利用して、「似たような意見」を集めることから始めるようにしてください。
【2024年11月最新】不動産一括査定サイトのオススメ6選
数ある不動産一括査定サイトの中で当サイトが厳選してオススメするサイトは下記6つです。
比較項目 | すまいValue | スーモ | HOME4U | イエウール | リガイド | ホームズ |
---|---|---|---|---|---|---|
運営会社 | 小田急不動産(株) 住友不動産販売(株) 東急リバブル(株) 野村不動産ソリューションズ(株) 三井不動産リアルティ(株) 三菱地所ハウスネット(株) |
株式会社リクルート | 株式会社NTT データスマートソーシング | 株式会社Speee | 株式会社ウェイブダッシュ | 株式会社LIFULL |
サービス開始年 | 2016年 | 2009年 | 2001年 | 2014年 | 2006年 | 2008年 |
査定数 | 非公表 | 非公表 | 累計45万件 | 20万件 | 非公表 | 非公表 |
サイト利用者数 | 非公表 | 月間訪問者数 約2188万人 | 年間700万人 | 累計1,000万人 | 非公表 | 非公表 |
提携している不動産会社の数 | 6社 | 2,000社以上 | 2,300社以上 | 2,000社以上 | 900社以上 | 4,000社以上 |
同時依頼数 | 6社 | 10社以上 | 6社 | 6社 | 10社 | 10社 |
机上査定 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × |
備考欄など | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
特徴 | 国内最大手に頼める。 都会に強く地方に弱い傾向がある。 | 賃貸で有名なスーモが運営。 大手~地域密着まで幅広い不動産会社が参加。 | NTTデータグループなので安心感はトップ。 一括査定の歴史最長の老舗。 | 入力がLINE風でカンタン。 | 厳選された不動産会社がウリ。 運営も長く、旧SBIグループの安心感がある。 | 賃貸で有名なホームズが運営。 収益物件に強い不動産会社が多数参加。 |
※2024年11月現在
紹介した不動産一括査定は、どれも安心して利用できます。
ただし、それぞれの不動産一括査定には弱みがあります。その弱みを防ぐ方法があります。
弱みを防ぐには不動産一括査定を併用利用(組み合わせ利用)するのです。
都心部や県庁所在地などの人口が多い都市の方
三井のリハウスや東急リバブルなどの国内最大手の不動産会社は、「すまいValue」にしか参加していません。
ただ、大手は両手仲介の可能性が高いです。対象地域(一都三県+大阪、兵庫)の方は、売主専門としている「SRE不動産(旧ソニー不動産)」も合わせて申し込んでおくと安心です。
また、大手・中堅・地域密着の不動産会社参加の
つまり最大手の不動産会社に依頼できる「すまいValue」に加えて、大手・中堅・地域密着の不動産会社に依頼できる「スーモ」「HOME4U」を組みわせるのです。
安心できる1社のみにしたいという方は、仲介取り扱い件数38年連続No.1の三井のリハウスがおすすめです。
地方や郊外の方
大手の不動産会社は都心に強いですが、地方や郊外では対応できない場合があります。
特に「すまいValue」を使って依頼できる最大手の不動産会社は地方や郊外は対応していない可能性があります。
地方や郊外の方は「スーモ」「HOME4U」「イエウール」を併用するといいでしょう。
収益物件の方
収益物件の方は、収益物件の強い不動産会社の参加が多い「リガイド」「ホームズ」がオススメです。
特にリガイドは、売却だけではなく、賃料査定やリフォーム業者選びもできることから、今持っている物件を「リフォームして貸したい」という人にとっては、使いやすいサイトです。
また、人口が多いエリアは「すまいValue」に依頼しておきましょう。
大手はやはりそういったエリアの仲介は積極的で買手の情報も多くつかんでいるため、高く売れる人を見つけてくれる可能性が高いです。
安心できる1社のみにしたいという方は、仲介取り扱い件数37年連続No.1の三井のリハウスがおすすめです。
不動産一括査定のオススメについては、下記記事で詳しく解説しています。
RE-Guide(リガイド)の利用手順・流れ
リガイドの利用手順・流れを解説していきます。
まずはリガイドにアクセスしましょう。
物件の所在地と種別を入力して査定スタートします。
物件の情報を入力します。
情報が正確なほど査定金額も正確になります。
個人情報を入力します。
YAHOO JAPANアカウントがあればログインして自動入力ができます。
最後に査定してもらう不動産会社を選びます。
最大10社まで選ぶことができますが、最低5社は選んでください。
査定額の相場がわかります。
まとめ
RE-Guideは不動産一括査定サイトの中でも特徴的なサイトで収益物件に強いという特徴があります。
もし一般の自宅を売却する際には、他の不動産一括査定と併用することをオススメします。
不動産一括査定RE-Guide(リガイド)でよくある質問と回答
Q.リガイドの評判は悪い?
リガイド自体の評判は良いです。
不動産一括査定サイトよりも実際に査定する不動産会社への評判は千差万別です。
良い会社もあれば、悪い会社もあります。
リガイドは提携する不動産会社を厳選しているのでリガイド経由の不動産会社への評判が良いです。
Q.無料で査定依頼できるって本当?
無料で査定依頼できます、しかも簡単な入力で一度に複数社に査定依頼できます。