払わなくていい6つの初期費用とは!?みんなが気になる引越しの謎に迫る

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敷金や礼金、仲介手数料から前家賃。 引越しの初期費用はとても高額になります。

そこで「払わなくていい初期費用があれば知りたい」という人もいることでしょう。

そんな悩みをもたれている方に向けて、引越しの初期費用を下記3つに分類しました。

  1. 払わなくていい初期費用
  2. 交渉次第で払わなくていい初期費用
  3. かならず払う初期費用

またいきなり結論にもなりますが、初期費用の項目を上記3分類に分けると下記になります。

初期費用の項目 払わなければいけないか? 費用の相場 支払いのタイミング 支払い先
鍵の交換費用 払わなくていい 約1.5万~3万円 契約時または入居時 大家または管理会社
室内消毒費 払わなくていい 約1万~3万円 契約時 大家または管理会社
敷金 交渉可能で払わなくていい 家賃の1~2ヶ月分 契約時 大家または管理会社
礼金 交渉可能で払わなくていい 家賃の1~2ヶ月分 契約時 大家または管理会社
保証金・敷引き 交渉可能で払わなくていい 家賃の1~2ヶ月分 契約時 大家または管理会社
仲介手数料 交渉可能で払わなくていい 家賃の0.5~1ヶ月分 契約時 不動産会社
火災保険料 かならず払う 約1万~2万円(2年契約) 契約時 保険会社
前家賃 かならず払う 1ヶ月分の家賃 契約時 大家または管理会社
共益費・管理費 かならず払う 物件により異なる 毎月または契約時 大家または管理会社
保証料 かならず払う 家賃の50%~100% 契約時 保証会社
引越し費用 かならず払う 人数・荷物量による 引越し時 引越し業者

この記事では「払わなくていい初期費用:2項目」と「交渉次第で払わなくていい初期費用:4項目」の詳細を説明していきます。

※もし初期費用の項目の詳細を知りたければ下記記事を参考にしてみてください。初期費用の11項目それぞれの詳細を説明しております。

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目次

払わなくていい引越しの初期費用2項目

「払わなくていい初期費用」の項目は下記3つになります。

  • 鍵の交換料
  • 室内消毒費

支払うかどうかは自らが決めれるものの、重要な項目もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

払わなくていい費用その①:鍵の交換料

前の入居者が入られないように鍵を新しくするためにかかる費用になります。

鍵の種類によって費用は異なってきますが、

  • 一般的なディスクシリンダーキー:1〜2万円
  • ディンプルキー:1~2万円
  • 電子錠:1~3万円

が目安だと思ってください。 実はこの費用も任意になります。

不法侵入や犯罪に巻き込まれないために女性の一人暮らしなどはなるべく変えたほうが良いと思いますが、あくまでも任意なので、支払わず初期費用を抑えることもできます。

払わなくていい費用その②:室内消毒費

室内消毒費とは入居前に害虫駆除や消毒殺菌、消臭除菌を行うための費用になります。

この項目こそ支払わなくてもいい費用であると言えます。

理由としてはすでに、退去時にハウスクリーニングは行われており、また実際に消毒作業が行われたかどうかを確認するのは難しいためです。

過去には消毒料を徴収しながら実際には消毒作業を行っていなかったケースも報告されているからです。

一般的には数万円の範囲で設定されていますので、もし引越しの初期費用を抑えたければ、まずは室内消毒費を見直しましょう。


「払わなくていい初期費用」を説明してきました。

鍵の交換料は、重要な項目でもあるので、本当に抑えて良いのかを確認をしましょう。

また室内消毒費は、必要のない項目とも言えますので、払わなくていいと言えます。

では続いて、「交渉次第で払わなくていい初期費用」を紹介していきます。

交渉次第で払わなくていい初期費用4項目

「交渉次第で払わなくていい初期費用」の項目は下記4つになります。

  • 敷金
  • 礼金
  • 仲介手数料
  • 保証金・敷引き

上記で紹介した火災保険料・鍵の交換料・室内消毒費よりも大きな金額になりますので、初期費用を抑えたいなら交渉をおすすめします。

ではそれぞれ見ていきましょう。

交渉次第で払わなくていい費用その①:敷金

敷金は、賃貸契約時に大家さんへ支払う保証金のようなもので、賃貸物件の修繕費用などがあった場合の担保になります。

退去時に一部返金される費用ですが、一般的には家賃の1~2ヶ月を払う物件が多いです。

返金されない礼金や仲介手数料などと比べて、交渉はしやすく初期費用を減らしやすい項目と言えます。

ただ結局返金されるので、減らすなら礼金・仲介手数料がよいと言えます。

交渉次第で払わなくていい費用その②:礼金

礼金とは、大家さんへ支払う謝礼的な費用になります。

敷金とは異なり、退去時には返金されません

相場も家賃の1~2ヶ月になり、とても大きな金額になります。

しかし、交渉可能な物件や大家さんもあり、2ヶ月→1ヶ月になったり、1ヶ月→無料になる場合もあります。

ただ、大家さんと直接交渉ができず、不動産業者を仲介しての交渉で、難易度的には次の仲介手数料の方が抑えれるでしょう。

交渉次第で払わなくていい費用その③:仲介手数料

仲介手数料は、不動産会社が賃貸物件の紹介や契約手続きを行った際にもらう手数料のことをさします。

こちらも礼金と一緒で、返金されることない費用になります。

相場は0.5ヶ月〜1ヶ月程度の物件がほとんどで、礼金よりも少なめになります。

不動産業者と直接話せるので、礼金よりも交渉のしやすい費用となります。

交渉次第で払わなくていい費用その④:保証金・敷引き

「保証金」と「敷引き」に関して初めて耳にする人も多いでしょう。

主に関西地方で見られるシステムになっています。

保証金=敷金としていいですが、

敷引きと記載があった場合には注意が必要です。

保証金の中から一定額を最初から返還されないことが決まっている金額のことを指すからです。

詳細は下記記事の「引越し初期費用の項目・内訳その③:保証金・敷引き」を参考にしてみてください。

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敷引きと記載されていた場合は、金額の交渉ができないか、そもそも敷金のように返金可能なシステムに変更できないか交渉してみましょう。

まとめ

いかがでしたか。

この記事では「払わなくていい引越しの初期費用」に関して紹介してきました。

初期費用には下記3つに分類できます。

  • 払わなくていい初期費用
  • 交渉次第で払わなくていい初期費用
  • かならず払う初期費用

「払わなくていい初期費用」には下記2項目があり、

  • 鍵の交換料
  • 室内消毒費

鍵の交換料は重要な項目であるので、仮に抑えるのでしたらしっかり吟味しましょう。

また室内消毒費は削減してもよい費用と言えます。

また「交渉次第で払わなくていい初期費用」はとても大きな金額になるので、不動産業者と一度は交渉することをお勧めします。

  • 敷金
  • 礼金
  • 仲介手数料
  • 保証金・敷引き

重要ポイントは、敷金とは異なり返金がない礼金と仲介手数料になります。

交渉の優先度的には礼金→仲介手数料→敷金の流れがおすすめです。

また敷金という形で保証金・敷引きと記載がある場合は注意が必要です。

敷引きも実質返金がない費用ですので、敷金のように返金可能な項目にできないか相談しましょう。

この記事があなたの引越しの少しのお役に立てば幸いです。

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